千葉県船橋市の薬園台クリニックの心療内科

全般性不安障害


全般性不安障害では多数の出来事、活動に対する不安と心配が長期にわたって持続することが特徴です。

全般性不安障害のDMS-W-TRの診断基準を簡略化し示します
A多数の出来事、または活動についての過剰な不安と心配が少なくとも6ヶ月間、起こる日のほうが起こらない日より多い
Bその人はその心配を制御することが難しいと感じている
C不安と心配は以下の症状のうち3つまたはそれ以上を伴っている
@落ち着きのなさ、緊張感、または過敏
A疲労しやすい
B集中困難または心が空白になる
C易怒性
D筋肉の緊張
E睡眠障害
D不安と心配がT軸障害の特徴に限られていない
E不安、心配、身体症状が著しい苦痛、社会的、職業的機能の障害を起こしている
F障害が一般的身体疾患の直接的作用によらず気分障害、精神病性障害等の期間中にのみおこるものではない


全般的不安障害では他の不安障害のように事象が限定されておらず仕事、経済状態、周囲の者の健康などや些細な事柄などを心配していることが多いです。身体症状は睡眠障害、発汗、嘔吐、下痢などが現れますが、パニック障害で見られるような症状は少ないとされています。本症状はうつ病や他の不安障害に合併することが極めて多く、なかでもうつ病との合併ではうつ病の一つの症状と見たほうが妥当であるという考えがあります。全般的不安障害は今までは精神療法で対応すべきと考えられてきましたが最近ではSSRIが有効である場合があることがわかってきました。しかし不安障害の中でもSSRIが著効するのはパニック障害、社会恐怖、強迫性障害PTSDなどであることより早期にSSRIが効果を認めないときは、専門の精神科を受診し治療することは妥当であろうと考えられます。


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