@小児科では小児によく見られる症状について診察、診断、治療を致します。
A乳幼児健診、予防接種も行っています。詳しくはメニューの予防接種、乳幼児健診をご覧くだ さい。
小児科で良く見られる症状
@発熱 A鼻汁、咳 B呼吸困難 C腹痛、嘔吐、下痢
D痙攣、意識障害 E血尿、蛋白尿 F発疹
@発熱
小児科の日常診療で最も多く見られる症状の一つで、原因は感染症を中心に多岐にわたります。急性の発熱では軽度で対症療法ですぐに軽快するものも多いが、一部重症細菌感染症によるものが含まれていて、その鑑別が非常に重要です。一般的には年齢が3ヶ月未満、全身状態不良(意識レベルの低下、重度の脱水、呼吸状態の悪化、チアノーゼなど)、項部硬直などの所見、不明な発疹、長引く発熱が認められたときには重症と判断し、関係の高次医療機関にて精査・治療を行う必要があります。
A鼻汁、咳
小児科の日常診察でこれも最も多く遭遇する症状の一つです。子供は一年で平均7回位風邪をひくといわれていて、風邪につきものの症状が鼻汁、咳といった呼吸器症状です。多くは対症療法で軽快しますが、症状が長引く場合や発熱を伴う場合は原因によって治療を組み立てる必要があります。原因として主なものを上げるとウイルス性気管支炎、気管支喘息、副鼻腔炎、細菌性気管支炎、マイコプラズマ感染、クラミジア感染、百日咳、急性咽頭炎、急性扁桃炎、クループ症候群などがあります。身体所見を取り、次いで血液検査、胸部レントゲン、A群溶連菌迅速診断、IgE
RASTなどを組み合わせ診断をすることが必要と思われます。
B呼吸困難
気道狭窄により生じる『ゼイゼイ、ヒューヒュー』という異常呼吸音(喘鳴)の有無により大きく鑑別ができます。喘鳴の無いものとしては胸水、心不全、肺炎、過換気症候群、貧血などがあります。喘鳴があるときは気管支炎、クループ、気管支喘息、細気管支炎などがあげられます。細気管支炎、クループの場合は入院治療が望ましいと考えられます。気管支喘息と診断されたときは慢性疾患ととらえ長期にわたるコントロールが必要になることが多いです。しかし、小児の喘息は成人までに適切に治療を行えば7−8割は消失するといわれています。
C腹痛、嘔吐、下痢
ほとんどがウイルス性または細菌性の急性胃腸炎で、脱水の改善、抗生剤、対症療法で改善します。しかし中には腸重積、幽門狭窄症、虫垂炎などを起している場合があり注意を要します。腸重積の場合は乳幼児に多く見られる腸管イレウスの1つであり、イチゴゼリー状粘血便、間欠的啼泣を特徴とします。発症後の放置時間が長いと手術が必要になり、更に放置すると腹膜炎などを併発し命の危険があります。早期の診断、治療が必要な疾患の一つです。幽門狭窄症は消化管閉塞の一つであり噴出様嘔吐を特徴とする乳児期早期に多い疾患です。腹部レントゲン検査が非常に診断に重要な位置を占めます。虫垂炎は幼児期では身体徴候に乏しいことも多く、診断に苦慮することも多いのですが、腹痛の部位や血液検査などを参考にして疑わしい場合は外科的処置のできる関係高次医療機関での観察が望まれます。他、腹痛の原因として意外に多いものとして便秘があります。この場合は腹部の所見と腹部レントゲンから診断をします。一回の浣腸で軽快することが多く認められます。。
D痙攣、意識障害
痙攣は多くの原因により、全ての年齢で見られますが特に小児期に多く見られ重積しやすいという特徴があります。発作が30分以上続く場合や発作の時間は短くても痙攣が頻回にわたって起こり、発作の間歇期に意識障害が戻らない場合を痙攣重積症といいますがこの状態が長期になると脳細胞の障害が回復不能になるのみならず全身の代謝障害も起こり死亡する場合もあります。よって痙攣は原因を鑑別しながら早期に対応する必要があります。痙攣が初回の場合は入院しての精査が望ましいと考えられます。小児期の意識障害は脳血管障害が多い成人と違い多岐にわたる。てんかん、熱性痙攣、脳炎、髄膜炎、インフルエンザなどの感染症、糖尿病、電解質異常、ReYe症候群、薬物中毒など様々なことが原因となります。この場合も入院しての精査・治療が望ましいと思われます。
E血尿、蛋白尿
小児科で血尿や蛋白尿も診察する機会の多い所見ですが、蛋白尿については生理的なものが多くこの場合は病的意味はありません。血尿をきたす疾患は原発性糸球体腎炎、先天性腎疾患、腎腫瘍、腎感染症、腎結石などがあります。蛋白尿をきたす疾患も多くあり、原発性糸球体腎炎、二次性糸球体腎炎、先天性腎尿路疾患、腎感染症、先天性尿細管障害などがあげられます。これらの可能性を考えるために外来で血液一般検査、検尿、血中β2−ミクログロブリン、尿中β2−ミクログロブリン、尿中微量アルブミンなどを測定し次いで腎の形態異常がないかをエコーで調べます。その上で無症候性のものであれば定期的な検査を行ないながら経過観察をします。ただし血尿、蛋白尿両方が検出された場合はその約6割に糸球体腎炎が認められます、この場合は腎生検が必要となるため、最初から入院し精査をすることが望ましいと考えられます。
F発疹
小児科で良く見られる発疹は、その多くが急性発疹でウイルスや細菌によるものです。代表的なものをあげると、ウイルス性疾患に伴うものでは麻疹、伝染性紅斑、突発性発疹、水痘、伝染性単核球症、手足口病、コクサッキーウイルス感染症、アデノウイルス感染症、エコーウイルス感染症などがあります。細菌感染に伴うものでは伝染性膿痂疹、溶連菌感染症(猩紅熱)などがあげられます。その他、川崎病、蕁麻疹なども重要です。典型的な発疹例も少なくありませんが、発疹からだけでは診断に苦慮する例も多く見られます。
乳幼児健診:4カ月健診、10カ月健診、1歳6ヶ月健診、3歳児健診を行っています。
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予防接種
定期接種として定められている、麻疹・風疹予防接種、3種混合予防接種、風しん予防接種、麻疹(はしか)予防接種、BCGの接種と任意接種であるインフルエンザ予防接種、おたふくかぜ予防接種、水痘予防接種などの接種を行っています。定期接種のワクチンは非常に重要ですのでなるべく早く、計画を立てて接種を行うようにしましょう。インフルエンザ予防接種については入手可能になりましたらすぐにお知らせいたします。
お問い合わせ、ご予約はメールまたは047-496-5885までご連絡ください
詳細についてはメニューの予防接種をご覧ください。
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