薬園台クリニックの医療トピック:慢性疲労症候群
健康な生活を送っていた人が、日常行動を損なわしめるような著しい疲労感・倦怠感を生じ、かつ持続することを主徴とする原因不明の症候群です。疲労感の程度は、月に数日は社会生活や労働ができず自宅にて休養を必要とするものから、いくら努力しても通常の日常生活が送れなくなるような激しいものまであります。慢性疲労症候群の臨床症状は非常に多彩で、慢性に長期に経過し軽快したり増悪したり動揺する特徴があります。慢性疲労症候群では疲労感以外の自覚症状は筋肉痛、筋力低下、睡眠障害、思考力の低下、集中力の低下、抑うつ症状などがあげられます。他覚的には日内変動を示す37℃台の微熱、非滲出性咽頭炎やリンパ節の腫大が認められます。気分障害(うつ病)とは近似した病態と考えられ、また、全身痛を主症状とする線維筋痛症ともきわめて近似な病態と考えられています。慢性疲労症候群の治療は種々のものが検討されていますが,有効な方法は確立していません。
薬円台6−1−1 薬園台駅ビル2階 薬園台クリニック
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