

乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果については確立したものは得られていません。しかし、現在厚生労働科学研究の一環として6歳未満の乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果に関しての研究がされています。個々の研究発表によると6歳未満のワクチン非接種者のインフルエンザ発病リスクを1とした場合ワクチン接種者でのインフルエンザ発病リスクは0.78に低下したという報告があります。また2回のワクチン接種によりインフルエンザ抗体価が感染防御域になるのは1歳以上の幼児では63-95%になることが報告されています。こういったことから、小児のインフルエンザワクチンの有効性は認められていると考えられます。また、インフルエンザの合併症としての脳炎は治療困難で致死的なものでありますが、インフルエンザに罹らなければ当然脳炎は発症しません。したがって、効果が認められているインフルエンザワクチンの接種は、この点からも推奨されるべきと考えられます。
【接種量】
ワクチンは皮下に接種します。13歳未満は2回接種を行います。接種量は13歳以上0.5ml、6〜12歳0.3ml、1〜5歳0.2ml、1歳未満0.1mlとなっています。
【副反応】
注射部位の発赤・腫脹・疼痛を10〜65%程度に認めますが通常は2.3日で消失します。また発熱、頭痛、倦怠感を呈することがありますが頻度は1%以下で、2.3日で消失し特に治療は必要ありません。重篤な副反応の発生率は100万接種あたり0.36件ときわめて低い頻度です。
薬園台クリニックではインフルエンザワクチン接種の予約受付をいたしております。インフルエンザの予防としては最も効果があると認められているのはワクチンの接種です。是非流行期前の接種を皆様にお奨めいたします。ご予約は電話またはメールでも受け付けをいたします。


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